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【名作保証】U-NEXTのおすすめ映画を見放題から厳選してピックアップ!

数ある定額制動画配信サービスの中でも
映画の特集に最も力を入れていると感じるのが、
今回ご紹介するU-NEXT(ユーネクスト)です。

unext女の子の永遠の憧れディズニープリンセスと銘打ったディズニー特集や
名作ゴロゴロ☆00年代☆ヒット作といった定番企画。

はては4/26は“エイリアン”の日!と題してエイリアン映画の
おすすめを紹介してくれるマニアックな特集まで
本当に興味をそそられる特集が満載となっています。

もちろん取り扱い作品数も日本最大級を誇ります。

今回はそんな映画好きにはたまらないU-NEXTの見放題作品の中から
個人的におすすめな作品をご紹介していきたいと思います。

※見放題期間が終了している可能性もあります。

ラインナップとしては邦画・洋画ともに取り上げているので
気になった作品を是非ご覧になってみてください!

邦画

娚の一生

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東京でキャリアウーマンとして働く堂園つぐみ(榮倉奈々)は
何もかもに疲れ仕事を辞めて田舎の祖母の家へ戻ることに。

そんな中突然祖母が亡くなり、祖母の知人だという
50代独身の大学教授・海江田醇(豊川悦司)がやってきます。

出会って早々に海江田は「君のことを好きになってしもうた。」と、つぐみに求婚。

自分は幸せになれないと思い込み既婚者との辛い恋ばかり選んできたつぐみと、
自分には温かい家庭など手に入るはずがないと恋愛を避けて生きてきた海江田。

恋愛に対し頑なな姿勢を崩さないつぐみに対し、

「過去には戻れへんのに、どうして目の前の僕を見いひんのや。」と

ふた回りも年が離れていることをものともしない海江田の男らしいアプローチに、
観ている女性はつぐみと一緒になってドキドキしてしまうはず。

過去の出来事から恋愛に臆病になってしまった2人が、
それでも人を愛し共に生きようとする姿に誰もが勇気をもらえる優しい物語です。

うさぎドロップ

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河地大吉は27歳の独身サラリーマン。

彼女も作らず仕事一筋の日々を送っていました。

そんなある日、祖父の訃報の知らせが届き葬式に出向くと、
実家に知らない小さな女の子が。

実はそのわずか6歳の少女は亡くなった祖父の隠し子だったのです。

葬式の最中、ずっと寂しげに佇んでいる女の子が気にかかっていた大吉。

少女・鹿賀りんの引き取り先を押し付けあっている親戚たちを見て、
大吉は思わず自分が引き取ることを宣言してしまいます。

こうして子育てなどしたこともない独身男性・大吉と戸籍上は
大吉の叔母にあたる幼い少女・りんの奇妙な共同生活が始まるのでした。

バリバリ仕事をこなしていたライフワークから一転、
大吉はりんのために残業のない部署に異動し
慣れない育児で毎日の時間が占められていきます。

そんな大吉に対して心を開いていくりん。

見返りを求めない愛情で満たされたストーリーに温かい気持ちになれる作品です。

さよなら渓谷

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都会からほど近い渓谷の町に暮らす、夫婦の尾崎俊介とかなこ。

ある日その渓谷で幼い子供が亡くなる事件が起こり、
犯人として子供の母親が逮捕されるという衝撃的な事件が起こります。

犯人も捕まり事件は解決したように思われましたが、
その母親の不倫相手として尾崎俊介の名前が上がり俊介にも殺人の容疑がかかることに。

その情報を警察に伝えたのはなんと妻のかなこだったのです…。

事件を取材していた記者の渡辺は妻が夫を告発したことや、2人の人目を避けるかのような
静かな暮らしぶりに違和感を覚え2人のことを調べていきます。

その結果行き着いたのは2人の関係が15年前に起こった
ある事件の加害者と被害者であるという信じがたい事実なのでした…。

恨みか憎しみか、復讐か贖罪か、この物語には一見しただけでは
判断がつかない複雑な感情や言動が多く横たわっています。

最後に2人が行き着くところには何があるのか、観る人を引き込む物語です。

テルマエロマエ

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テルマエと呼ばれる公衆浴場が人々の強い支持を集めていた古代ローマ。

技師のルシウスは浴場設計の仕事でスランプに陥っていました。

ある日ルシウスはテルマエで考え事の最中にうっかり溺れてしまいます。

もがきながら水面に顔を出すと、なんとそこは現代日本の銭湯だったのです!

平たい顔をした民族がくつろぐテルマエの、
ローマを超えた技術力の高さに驚くルシウス。

ローマ人こそが最も優秀な民族であると自負していたルシウスは落ち込みますが、
日本の銭湯を参考に斬新なアイデアを得て、
古代ローマで浴場設計技師として成功を収めていきます。

映画の見どころは仕事に悩むたびに現代日本のあらゆる風呂にタイムスリップしてしまい、
毎度その高い技術に驚愕するルシウスのリアクションです。

外国人&古代人であるルシウスのカルチャーショックっぷりと周りの日本人との
シュールなやりとりに誰もが思わずくすりとしてしまうコメディ映画です。

天空の蜂

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舞台は1995年の日本。

愛知県の錦重工業小牧工場で完成したばかりの最新鋭のヘリコプターを防衛庁に
納品する直前、ヘリが何者かの遠隔操作によって工場を離陸する事件が起こります。

奪われたヘリはなんと稼働中の原子力発電所の真上で
ホバリングを続け日本中に緊張が走ります。

「天空の蜂」と名乗った犯人はFAXで犯行声明を出し、
止めたくば全国の原発を停止せよと要求。

さらにヘリには小学生の少年が取り残されていることが発覚します。

ヘリの燃料が切れる8時間後までに少年を救い出し、
ヘリを止めることはできるのでしょうか…?

映画のテーマはずばり「原発」

原作の東野圭吾による小説が書かれたのは1995年ですが、
東北の震災を経験した私たちにとって原発の問題は
今や想定の話ではなく起こった話です。

原発を作った人、原発で働く人、原発の付近に住む人、そして日本に住む私たち。
様々な立場から原発を考えることができる作品です。

そこのみにて光輝く

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とある事情で仕事を辞め、函館の街で暮らす達夫は荒んだ日々を送っていました。

そんなある日パチ屋で拓児という青年に出会い、
ひょんなことから彼の家に食事に招かれます。

その家は海辺に建つ古くボロボロの小屋で、
拓児は両親と姉の千夏の4人でひっそりと貧しく暮らしていました。

食事をきっかけに達夫は拓次と関わるようになり拓次の父が認知症な上寝たきりなこと、
拓次には前科があり今は仮釈放中であることなど一家が抱えるいくつもの問題を知ります。

そんな家族を支えるために昼夜必死にお金を稼ぐ
千夏に達夫は惹かれていくのですが…?

家族思いの千夏、粗雑だが明るく純粋な拓児、愛情深い達夫。

彼らはとても魅力的な人たちで、それゆえに彼らを取り巻く状況に胸が苦しくなります。

人を救うのは人との繋がりなのだと思わずにいられない、心温まる作品です。

ヒミズ

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主人公の住田少年は15歳の中学生。

母親は彼氏を作って遊び放題、
父親は借金まみれで家にいないという劣悪な家庭環境で育った住田。

そんな彼の願いは「一生普通に暮らし立派な大人になること」

しかしそんな思いとは裏腹に住田の生活は普通とはかけ離れていきます。

母親は家を出て男の元へ行ってしまい、父親の借金取りが家に来ては殴られ、
父親にも繰り返し暴言を吐かれ暴力を振るわれるという散々な目にあう日々。

そんな中はずみで父親を手にかけてしまい絶望した住田は
残りの人生を悪人を葬り世直しに使おうと決め、実行していきます。

クラスメイトの茶沢という同じく恵まれない家庭環境で育った少女は住田に憧れており、
彼を気にかけ正しい方向に導こうとするのですが…。

見どころは不運な境遇の住田と彼をどこまでも信じて支える
茶沢やホームレスの人々との心温まる交流です。

過酷な状況で奮闘して生きる彼らの姿に勇気をもらえる作品です。

手紙

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主人公の武島直貴は両親がいなく、兄の剛志と2人で支え合って生きてきました。

弟を大学に行かせるために必死に働いていた剛志は無理をしすぎて
体を壊してしまい仕事をクビになってしまいます。

絶望した剛志は、どうしても直貴の学費を稼ぎたい一心で他人の家に忍び込んで
盗みを働き家主に見つかり揉み合ったはずみで命を奪ってしまいます。

剛志は捕まり、直貴は大学を断念して高校卒業後働くことに。

ここから親族に犯罪者がいることでどこへ行っても
軽蔑される直貴の苦しい人生が始まるのです…。

兄のことで仕事や住居を転々とせざるをえなく、
何もかも上手くいかない直貴と無期懲役の判決を受け毎日黙々と刑に服す剛志。

次第に直貴は大好きだった兄を疎ましく思うようになり、
2人がすれ違っていく様がすごく切ないです。

犯罪の加害者家族がどのような人生を送っているのか、
考える機会を与えてくれる作品です。

麦子さんと

unextosusume9

麦子はアニメグッズ店で働く、声優を夢見る少女。

父は死に母は幼い頃に家を出て行ったので、
兄の憲男と2人でつつましく暮らしていました。

そんなある日、母の彩子が突然やってきて一緒に暮らそうと2人に持ちかけます。
何を今更と反発する麦子でしたが、生活費のためにしぶしぶ母を家に入れることに。

一緒に暮らし始めて毎日母に苛ついてばかりだった麦子は、
とある事件でついに怒りをぶつけてしまいます。

その数日後に突然母は亡くなりました。

実は母は末期がんを患っており、病気のことを知らなかった麦子は衝撃を受けます。

麦子は納骨のために母の故郷に訪れますが、
そこで知ったのは自分が全く知らない母の姿なのでした…。

幼い自分と兄を捨てた最低の母親と思っていたのが、
一緒に暮らし、母の故郷で話を聞くうちに麦子の気持ちに変化が起こります。

離れて生きてきても繋がっていた親子の絆に思わず涙してしまう作品です。

はやぶさ/HAYABUSA

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2010年6月13日

60億kmの宇宙での旅を終えた無人探査機「はやぶさ」が、
小惑星イトカワのサンプルを持って地球に帰ってくることに
成功したニュースが全世界に報じられました。

この前例の無い成功は太陽系の起源を探り、地球の未来に繋がる研究を進めるものでした。

この映画はこのプロジェクトにまつわる出来事を元に制作された物語です。

主人公の水沢恵はアルバイトをしながら宇宙に関する博士論文を書く女性。

2002年春、水沢はある講演を熱心に聞いていました。

講演の内容は探査機MUSES-Cをロケットによって打ち上げ、
その後小惑星イトカワに着陸させサンプルを採取して
地球に持ち帰らせるというプロジェクトについて。

これがきっかけで水沢は講演を行っていた的場泰弘と知り合い、
彼のプロジェクトの手伝いをすることに…。

地球に住む誰もが関係のある宇宙の話をわかりやすく
臨場感たっぷりに知ることができる作品です。

あしたの私のつくり方

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寿梨は周りに合わせて常に良い子でいる女の子。

小・中学校の同級生・日南子は、クラスの人気者で
したがささいなことでいじめの対象になってしまいます。

寿梨は日南子と親しい友達ではなく、いじめられる日南子を遠巻きに眺めるだけでしたが、
小学校の卒業式の日に日南子とした一度きりの短い会話は寿梨に大きな影響を与えていました。

高校では別々の高校に通っていた2人ですが、寿梨はある日、
ふとしたことで日南子の存在を思い出しメールを送ることに。

寿梨はずっと日南子を助けなかったことに負い目を感じていたのです。

やり直すかのようにヒナとコトリという仲の良い少女たちの
小説を書いて日南子に送り続ける寿梨。

次第に日南子は小説の中で人気者のヒナを真似して
実生活で演じるようになるのですが…?

きっと誰もが人生のどこかで人に好かれる自分を演じてしまったことがあるはず。
本当の自分とは何か、私たちに問いかける作品です。

オカンの嫁入り

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主人公・月子は母と2人仲良く大阪で暮らす若い女性。

ある晩、酔った母が金髪でヤンキーのような出で立ちの
見知らぬ若い男を連れて家に帰ってきます。

2人とも酔っていて話にならず困惑する月子。

翌朝、母がしたこの人と結婚することにしたという
信じられない説明に月子は猛反発します。

月子は亡き父のことを大切に思っていたし、
母もそうであるとばかり思っていたのです。

なのに母が連れてきたのは、金髪のヘラヘラした若い無職の男・研二。

勝手にこれから一緒に住むという話を母に進められ、
月子は怒って家を飛び出し近所の親しいおばちゃんの家へ身を寄せます。

ですが次第に研二の誠実で温かい人柄や知られざる母の思いに気付きはじめ…?

皆それぞれ人生の中で辛い経験はしていて、
でもそれに負けないように毎日笑ってたくましく生きています。

魅力的な登場人物たちの強く生きる様に自分も明日からも頑張ろうと思える作品です。

洋画

リリーのすべて

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1926年デンマークで仲良く暮らすアイナーとゲルダという仲の良い夫婦がいました。

2人は画家で夫のアイナーは当代きっての絵描きと呼ばれていましたが、
妻のゲルダはなかなか絵が売れず悩む日々。

ある日ゲルダは絵のモデルの女性が急遽来れなくなったため
中性的な容姿の夫に代役を頼みます。

最初は女装を嫌がるアイナーでしたが、
これがきっかけとなり自分の内に眠る女性の存在に気づくのです。

ゲルダは女性の姿をしている時のアイナーをリリーと呼び、
彼女を描いた絵で画家として成功を収めていきます。

一方アイナーは日増しに女性としての自我が強まり
リリーとして過ごす時間が増えていくのですが…

見どころは夫を支えるゲルダの献身的な愛情です。

夫の中から自分が愛した男性が消えていくことに悩みながらも、
そんな夫を受け入れるゲルダの愛に思わず涙してしまいます。

男性から女性へ変わってゆくリリーの繊細な演技も必見です。

ジュリエットからの手紙

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アメリカに住むソフィーは婚前旅行にイタリア・ヴェローナにやって来ましたが、
婚約者は観光よりも自分の仕事のことばかり。

退屈したソフィーは一人観光中に「ロミオとジュリエット」の
ジュリエットの生家を訪れます。

そこは女性が恋の悩みをジュリエットに宛てて手紙に書き、
生家の壁に貼り付けることで有名な場所です。

それらの手紙にジュリエットの代わりに返事を出している女性たちの
存在を知ったソフィーは興味を持ち手紙の回収を手伝います。

すると偶然50年前に書かれた手紙を発見し感激したソフィーは丁寧に返事を書きました。

数日後イギリスから手紙を書いたクレアという女性が孫のチャーリーと共にやって来て、
ソフィーの手紙に励まされ当時の恋人を探すことにしたと言います。

ソフィーも同行し3人は人探しの旅に出るのですが…

クレアの昔の恋や旅を通してソフィーとチャーリーの間に
芽生える恋心にドキドキしてしまう温かい作品です。

her/世界でひとつの彼女

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妻と別居した事で塞ぎこんでいた主人公。

ある日購入した新しいOSを女性として初期設定すると、
OSは自らをサマンサと名乗り主人公の生活の最も近くで寄り添う存在となります。

彼女は賢くユーモアがあり、いつでもそばにいて話し相手になってくれる。

体が無いという事を除いては完璧な恋人でした。

どんどん人間的になってゆくサマンサは世界をもっと知りたいと欲し、
感情や人格を持つようになります。

しかしその感情はリアル?プログラム?主人公はもちろん彼女も混乱し苦悩します。

OSとの恋愛なんてオタクっぽく風変わりと思う方もいると思いますが、
この完全な純愛物語を目の当たりにしたら、決して主人公を笑い者にできないはずです。

今よりちょっと未来を舞台にした想像可能な恋愛物語に、
様々な想いを巡らせてしまいます。

スカーレット・ヨハンソンはサマンサの声のみの出演ですが、
ハスキーな声と演技力で人間らしさを最大限に表現しています。

マイレージ、マイライフ

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逆恨みや訴訟を恐れる企業からの依頼でリストラ勧告を請け負っている
主人公は1年のほとんどを飛行機移動で過ごしており、

「スーツケースに入らない荷物は持たざるべし」

という人生哲学の講演も行なっています。

当然家族や恋人もおらず、自由な独り身を謳歌していました。

ある日出張先で気の合う女性と出会い気軽な男女交際に発展した事から、
主人公の価値観やポリシーが少しずつ変化してゆきます。

人生に対して少し斜に構えた態度の主人公には共感しかねますが、
マイレージを貯める事を目標としステータスが大好物な
彼の様子はコメディとして観ていて面白いです。

妙にリアルなリストラ対象者は実際にリストラを経験した方も含まれているそうです。

他人の人生を左右する主人公の仕事や大切な事に気付いたもののどうにもならず、
人生の信条や生きがいを見失って虚しさが漂うビターエンディングなど、
コメディの枠に収まらず考えさせられる作品です。

イミテーション・ゲーム

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第二次世界大戦中のイギリス。

ドイツ軍から毎日発信されるエニグマという暗号を紐解く組合せは
天文学的な数字であり、暗号解読班が不眠不休で取り組んでも
数千万年かかってしまうとてつもなさでした。

天才数学者のアラン・チューニングは変わり者で周囲からの
非難やひんしゅくを買いながらも、暗号解読にはマシンが
必要不可欠であると確信し製作します。

このマシン完成によって多くの命が救われ
第二次世界大戦は終結が2年早まったと言われており、

後のコンピュータの基礎を作り上げたという偉業を達成したにもかかわらず、
時代に恵まれず半世紀もの間正当な評価をされなかった
実在の天才数学者の半生を描いた作品です。

天才であり同性愛者であったが故に波乱の生涯を生きた主人公を
イギリスが生んだ演技派俳優ベネディクト・カンバーバッチが熱演しています。

歴史に埋もれた偉人が抱いたロマンとやるせない人生の物語に心が揺さぶられます。

ヒトラー最期の12日間

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1945年、アドルフ・ヒトラー率いるドイツ軍の敗戦間際の様子を
ヒトラーの個人秘書だったユンゲという女性の目線で描いている歴史映画です。

第二次世界大戦終結からおよそ60年後、
ユンゲの著書や歴史書を基に史実に沿って作られました。

例えば、物資や人員不足で少年兵すら駆り出されるベルリン市街地での地上戦と
飲めや踊れやの総統地下壕のあまりにも対局的な様子や、
独裁者として悪名高いヒトラーの人間的な一面など

歴史の教科書には載らないいくつもの事実を見る事ができ、
それらはまるでドキュメンタリー映像を見ているようにリアルで大満足の見応えです。

ヒトラーを演じたのはドイツの名優ブルーノ・ガンツ。

激昂して怒鳴り散らしたり敗戦確実となった後どんどん弱っていく
ヒトラーを完璧に演じきり圧倒されます。

余談ですが、あまりにもヒトラー然な彼の熱演は世界的に話題になり、
動画サイトで多くのパロディが作られた程です。

メイジーの瞳

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6歳のメイジーは両親の離婚のごたごたに巻き込まれ、
10日ごとに父親と母親のそれぞれの家を行ったり来たりする生活です。

父は多忙で出張も多く、メイジーもよく知る
後妻のマーゴがメイジーの面倒を見てくれます。

一方、ロックミュージシャンの母親もレコーディングやツアーで忙しく、
何かと好都合だという理由で再婚した若いバーテンダーのリンカーンが
メイジーのお世話をしてくれます。

裁判所の命令、仕事、新しい男女関係などに手一杯で慌ただしく、
我が子の事を第一に考えられない身勝手な両親の様子を
幼いメイジーの真っすぐ澄んだ瞳を通して描いた作品であり、

彼女のつらい環境に反して温かみのある映像や音楽、
鮮やかな衣装や小道具など映画の印象はとてもやわらかく軽やかです。

健気なメイジーを見ていると彼女は周りの大人よりよっぽど
強くたくましいと思わされるのと同時に与えたり与えられたりする
愛情に血縁は無関係だと思わされます。

ヘアスプレー

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主人公のトレーシーは背が低く太っていますが、
そんな事はどこ吹く風でダンスを踊るのが大好きな高校生。

地元局の歌番組に夢中で、いつか自分も出演したいと思っていたところ、
番組のオーディションがあると知り挑戦します。

しかしプロデューサーで元ミス・ボルチモアのヴェルマから
「太っている」という理由で落選させられてしまいます。

その日の放課後の居残り教室、クールなダンスを踊る黒人生徒に感激したトレーシー。

彼らもまたトレーシーの無邪気さやダンスを気に入り、仲間に向かい入れます。

1960年代のアメリカを舞台にしたミュージカル作品です。

肌の色や体型など見た目で人を差別するのは間違っているというのは
今の時代当たり前の考えですが、その差別を「なんだかかっこ悪い」と
思わせてくれるストーリー展開になっています。

元気がない時や自己肯定感の低い方にはぜひ観て欲しい、
底抜けに明るいミュージカルの良作です。

プレステージ

unextosusume21

舞台は19世紀のロンドン。

下積み時代を共にした奇術師のボーデンとアンジャーは、
ある悲劇的な出来事をきっかけに仲違いし、
その後奇術の世界で頂点を目指し張り合うようになります。

それは良きライバルというような清々しいものではなく、
嫉妬や憎悪が入り乱れた関係です。

ボーデンとアンジャーの傍らには彼らを支える女性がいましたが、
奇術に人生の全てを捧げている彼らは愛する女性や
家族よりも奇術師たらんとする事を選ぶのです。

2人のマジシャンの男の対立を描いたSFサスペンス作品ですが、
この物語の大部分がある大きなトリックの中で進行していたという事を
観ている側は最後の最後に知らされます。

生きた小鳥が消えてまた現れるという手品が実は簡単な仕掛けであるように、
種明かしされたボーデンとアンジャーの奇術の単純さと恐ろしさに愕然とするでしょう。

主役2人の演技もさる事ながら、役者としてのデヴィッド・ボウイも必見です。

パフューム

unextosusume22

生まれつき超人的嗅覚の持ち主である主人公。

ある香りの虜になった彼は、その香りを保存するための研究や実験を重ね、
ついには連続殺人に手を染めるようになってしまいます。

視覚にも聴覚にも働きかける事ができない「香り」を
映画の中で表現するのはとても難しい事だと思います。

しかしこの作品では香りを映し出す事に見事に成功しています。

物語は18世紀のパリが舞台であり、主人公が生まれた灰色の魚市場の生臭い悪臭、
行商の少女のみずみずしい体臭と手の中のプラムの香り、
それらがまるで画面から漂ってくるような映像表現なのです。

美しい映像とベルリン・フィルハーモニーが奏でる劇中音楽は、
偏執的でフェティシズムに溢れ、どこか悪魔的な雰囲気のある
主人公の物語を一層異様で妖しいものに仕立てています。

狂乱のクライマックスと衝撃的なラストには賛否両論ありそうですが、
これらを映像化したというだけでもすごいと感じます。

ザ・シューター/極大射程

unextosusume23

アメリカ海兵隊で狙撃手として活躍していた主人公は
アフリカでの任務中に作戦本部に裏切られ、
観測手であり友人でもある相棒を亡くしてしまいます。

命からがら逃げ延びたものの3年経った現在も心の傷は癒えず、
一匹の犬と共に山奥に篭って暮らしていました。

そんな主人公を探し訪ねてきたジョンソン大佐。

主人公のスナイパーとしての腕を買っており、極秘入手した
大統領暗殺計画の阻止に力を貸してほしいと主人公に依頼します。

最初は断っていた主人公ですが、愛国心を突かれ協力する事に。

しかしそれは大統領暗殺を装った大きな陰謀であり、
主人公も命を狙われる羽目になってしまうのです。

いかにもアメリカ映画らしいアクションサスペンスで派手な
銃撃戦やカーチェイスがあり主人公は何度もピンチに陥りますが、
敏腕スナイパーという設定もあって何となく安心して観る事ができます。

負傷した主人公の応急処置には感嘆!間違いなく見所の一つです。

ミリオンダラー・ベイビー

unextosusume24

古びたボクシングジムを営む主人公のフランキーは
かつてトレーナーとして優秀なボクサーを育ててきました。

しかし選手の身を案じるあまり積極的に試合を組まず、
ボクサー達は彼の元を去り不器用な性格のため唯一の家族である娘とも音信不通でした。

もう1人の主人公マギーは典型的な白人貧困層。

学校も行かずウェイトレスとして働き、
だらしない家族を支えつつボクシングに熱中していました。

道具も買えずジムにも通えず気づけば31歳…

それでもプロボクサーとして名を馳せる夢を諦められず、
なけなしの貯金をはたいてフランキーのジムへとやって来ます。

老いたトレーナーの男と崖っぷち女ボクサーの
サクセスストーリーかと思いきや、それは前半部分のみ。

後半は深い人間ドラマであり、師弟を超えた2人の
擬似親子愛とも人間愛ともいえる情感に心が震えます。

国や宗教は違えど、人生とは?人間の尊厳とは?
という大きなテーマを考えさせられる作品です。

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