YouTubeの音楽を高音質のmp3に変換して安全にダウンロードする方法
YouTubeで見つけた音楽をmp3に変換するのであれば、
せっかくなら高音質で保存したいですよね。
しかし高音質とは一体どういう基準で決まるのでしょうか?
今回は意外と見落とされがちな高音質の基準とYouTubeの音楽を
高音質のmp3に変換する方法についてご紹介します。
高音質の基準とは
簡単にご説明すると音質はファイル形式とビットレートによって決まります。
mp3は圧縮音源と呼ばれる形式で元々の音楽データから必要のない音を削ることで
データ量を減らしコンパクトなサイズに収められています。
そのため本来の音源からの劣化は避けられないのですが、
削られている音は人間の聴覚では捉えることのできないものですから
実はそれほど気にする必要はありません。
ですので、高音質のmp3にこだわるのであれば
ビットレートの数値について考えなくてはいけません。
ビットレートとは1秒間に送受信できるデータ量を指すもので
数値が高くなればなるほどそれだけ1秒あたりのデータ量が多くなり
音質が良くなるという性質があります。
mp3への変換でよく用いられるビットレートは128kbpsで
どんなに高くても320kbsを超えるものは一般的には使われていません。
では高音質にするには320kbpsで変換すればいいという話になりますが、
果たして本当にそれで良いのでしょうか?
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自分にとっての高音質を調べよう
確かに数値上は128kbpsよりも320kbpsの方が高音質です。
しかし、この2つのビットレートの違いを聞き分けられる人はそうそういません。
「mp3ornot.com」というサイトでは同じ音楽を128kbpsと320kbpsで聞くことができ、
音質の違いを聞き分けるテストを行うことができます。
Step1の「clip A」「clip B」を聞いた後にStep2の「clip X」が
どちらのビットレートなのか一度聞き分けてみてください。
もし、このテストで完璧に128kbpsと320kbpsの違いを聞き分けられるのであれば
高ビットレートにこだわっても良いかもしれません。
ですが、どちらも同じ音に聞こえるのであればビットレートを高くして
ファイルサイズを無駄に大きくするよりも128kbpsで
メモリ容量を節約する方が絶対におすすめです!
高音質の目的は良い音で音楽を楽しむためですから
あなたの耳が満足すればそれが高音質と言えるはずです。
盲目的にビットレートの数値にこだわるのではなく
自分の耳で音質を確かめてみることが大切です。
音質の良い動画を探す
そもそもYouTubeの動画はどんなに高ビットレートのものを投稿しても
アップロードの段階で192kbps程度まで勝手に変換されてしまうという特徴があります。
ですから変換の際のビットレートにこだわる意味がここでも薄れ、
やはり大事になってくるのは実際に聴いてみて音質が良いと感じるかどうかです。
YouTubeの動画を高音質のmp3に変換したいと思ったら
音がクリアで聴きやすいものを選ぶようにしましょう。
スピーカーで聴くと音の曇りやざらつきが分かりづらいので
できるだけイヤホンやヘッドホンなどで確認してみましょう。
自分が高音質だと感じる動画を見つけられたら
あとはmp3変換サイトで変換するだけです。
YouTubeの動画をmp3に変換する方法
YouTubeの動画をmp3に変換するにはブラウザで使える変換サイトの利用がおすすめです。
変換サイトは数多く存在しますが「dirpy」と「ClipConverter.cc」の2サイトが便利です。
どちらもビットレートの調整や音源の切り取り位置の指定、
タグデータの作成など必要な機能が揃っていて
操作も分かりやすく初心者の方でも安心して使えます。
「dirpy」は同じページ内で動画を再生して確認できたり
全体的なデザインがすっきりしていて見やすいのが特徴です。
「ClipConverter.cc」はmp3以外のファイル形式への変換や
音量の調整も行えるなど「dirpy」よりも高機能なところが特徴です。
詳しい変換方法はこちらの記事で解説しているので参考にしてください。
YouTubeの音楽をMP3に変換して保存する方法【iPhone/PC】
変換が完了したら試しに再生して自分の希望通りの音質か確認してみましょう。
ビットレートの数値が完全に無意味というわけではありませんが、
音質を気にする際には自分の耳がどう感じるかを最優先にご検討いただけたらと思います。
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